2015年01月

2015年冬 本州~北海道間寝台特急撮影行⑥

2015年1月12日(月、祝)
この日は秋田から羽越本線を南下し、途中「コサカミ」の撮影地で雪の日本海バックにE653系「いなほ」やEF81牽引の2093レを撮って陸羽西線経由で新庄に向かい15:17発の「つばさ150号」で帰る予定だった。

秋田5:40発の524Mに乗る。
秋田県南部の仁賀保、象潟のあたりは、日本海を北上する暖流の影響を受けるせいか1月の冬真っ只中の時でも積雪が無い時もあるが、この日はこの周辺でも一応積雪があった。

上浜を出て乗車している701系運転室後方から「コサカミ」の撮影地の状況を確認する。
右手に日本海が見えてS字カーブに差し掛かるあたりでは線路に積雪があるものの、まわりの切り通しの斜面は雪が解けて地肌がむき出しになっていた。
これでは絵にならない…と思い下車予定だった小砂川で降りるのを止めて酒田まで直行する。

午後乗車するはずだった「つばさ150号」の指定券を持っていたが、予定より早く帰る事にしたので酒田からの「いなほ」の自由席券と新潟からの上越新幹線指定券に「乗変」する。

折角の「3連休乗車券」だったので新潟での乗り継ぎの合間に越後・弥彦線の弥彦までの往復も考えたが、午後の上越新幹線が3連休最終日という事もありほぼ満席だったので「いなほ6号」~「あさひ360号」と乗り継ぎ高崎で八高線~川越線というルートで帰る事にした。

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↑ 川越線1576Hと留置中の八高線キハ110 高麗川にて 2015年1月12日撮影



〈1月12日 行程〉

秋田540(524M)733酒田858(いなほ6号)1100新潟1200(あさひ360号)1309高崎1328(236D)1450高麗川1503(1576H)1523川越1530(1552F)1600武蔵浦和~南浦和

【2015年冬 本州~北海道間寝台特急撮影行 完】

2015年冬 本州~北海道間寝台特急撮影行⑤

先日1月11日に訪問した「宇宙軒S字」。
前々回記事にて画像を掲載した「北斗星」は、この地点を午前9時頃通過するので撮影するのに問題はないが、午前7時過ぎに通過する「カシオペア」「トワイライトエクスプレス」の撮影となると日の出の時刻からそれほど時間が経っていない時に通過するので露出的に厳しいものがある。

しかし最近は夜間に列車の走行写真を撮る「闇鉄」というのがブーム(?)になっていて、私の友人でも年末年始に夜の上越国境で「あけぼの」の闇鉄にチャレンジした者が複数いたこともあり、私も「闇鉄」の撮影経験は無いものの早朝の夜明け頃のS字カーブを行く「カシオペア」「トワイライト」の『闇鉄イメージ的』な撮影にチャレンジする事にした。(早朝の撮影が「闇鉄」に該当するかは疑問だが…?)

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↑ 「カシオペア」 室蘭本線北入江(信)~有珠にて 2015年1月11日撮影




人によっては上記画像を見て「どこが『闇鉄』だよ…?!」と思われるかもしれないが、一応『夜明け頃の薄暗い雰囲気』の写真を撮れたと思う。
もっともこの日の「カシオペア」は10~20分程度遅延しており、定時刻の通過ならISO1600~3200に設定しないと厳しかったが「カシオペア」通過までに幾らか周囲が明るくなったのでISO800で撮る事が出来た。

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↑ 「トワイライトエクスプレス」 〈撮影データ同じ〉



この後、前々回記事で記載した「北斗星」を撮影し午後は上り8002レ「トワイライト」の撮影もしたいところたが、1月の非電化区間での8002レの撮影は日没時間帯もしくは日没後となり実質上不可能なので内地に戻る事にする。

【1月11日 行程】

(前日)青森2248頃(はまなす)415東室蘭550(470D)629有珠〈撮影〉有珠1050(474D)1153長万部1235(スーパー北斗8号)1354函館1403(スーパー白鳥28号)1555青森1645(670M)1726弘前1728(1672M)1955上飯島〈夕飯食う〉上飯島2035(2636M)2048秋田

2015年冬 本州~北海道間寝台特急撮影行④

宇宙軒S字にてキハ281系「スーパー北斗」を撮る。

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↑ 「スーパー北斗1号」 室蘭本線北入江(信)~有珠にて 2015年1月11日撮影




キハ281系もデビューしてから20年以上が経過したが、後継車両のキハ285系の開発が事実上凍結したことで今の所置き換えの話は出ていない。
しかし2016年春に予定される北海道新幹線開業後、いずれは置き換えの話が出てくると思われるが、JR北海道は今後新製する特急型気動車はキハ261系のみと発表しており、しかも同車自慢の「車体傾斜装置」の搭載も見送るという。

振子車両であるキハ281系を「車体傾斜装置」の無いキハ261系に置き換えると、函館~札幌間の所要時間が現行よりかなり増大するのでは…と思うが?

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今回の撮影行は「3連休乗車券」を使用したが、北海道内は函館までしか利用できないので五稜郭以北は普通乗車券を購入した。
行きは東室蘭まで「はまなす」を利用したので五稜郭~東室蘭間の乗車券が必要で、同区間の運賃は3670円なのだが、実は静狩で区切って五稜郭~静狩、静狩~東室蘭で乗車券を購入するとそれぞれ2160円、1270円の計3430円となり、五稜郭~東室蘭間の乗車券を買うより240円安くなる。
(因みに帰路は「宇宙軒S字」に行く為、有珠で区切ったがそれでも五稜郭~東室蘭間を通しで買うより安かった)

よくJR各社の「きっぷは目的地まで正しく買いましょう」と書かれたポスターを見かけるが、それ以前に「通しで乗車券を買うより区間を区切った方が安く買える」という事例を無くす方が先決だと思う。

2015年冬 本州~北海道間寝台特急撮影行③

青森到着後、夕食を摂りこの日の晩の「はまなす」に乗る。
東室蘭までの乗車なので自由席を利用したが、3連休の最中で混雑するかと思ったものの車内はかなり空いていた。
青森は22:18の発車だが、22:08到着の秋田からの特急「つがる9号」が大館付近での大雪の影響で遅れていたので接続を取る為、30分遅れで青森を発車した。

翌1月11日午前4時、眠い目を擦りながらも寒風が吹きつける東室蘭で下車。
この後、5:50発上り室蘭本線470Dで有名撮影地「宇宙軒S字」の最寄駅有珠に向かうが、2両編成のキハの車内は「鉄」装備の人達で混雑していた。
先ほど乗車していた「はまなす」には、「鉄」装備の人たちをあまり見かけなかったから東室蘭駅近くののホテルなどに宿泊していたのだろうか…?

6:29に有珠に到着。
乗車していた470D車内にいた「鉄」の人全員が「宇宙軒S字」に行くのかと思ったが、途中の黄金や北舟岡で降りる人たちも多く、有珠で下車した人はそれほどの人数にもならなかった。

まだ薄暗い雪道を歩きながら撮影地を目指す。
撮影地近くには10台ほどの車が駐車してあり、目的地に着くと「御定番アングル」の場所に既に10人ほどが三脚を立てていたが、私は昨年夏に撮影した『列車が完全な「S]の字を描くアングル』の場所(画像は⇒こちら)で撮るのでそちらに移動する。

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↑ 「北斗星」  室蘭本線北入江(信)~有珠にて 2015年1月11日撮影



撮影の順番としては「カシオペア」「トワイライト」「北斗星」の順だが、先に「北斗星」の画像を掲載する。
早朝からこの場所に立ち続けて寒風と足元の雪からの冷たさに震えながらも、S字を描く蒼い車体が積雪に反射した光で輝きを見せる姿を見て、興奮を押さえつつもシャッターを押し続けた。

2015年冬 本州~北海道間寝台特急撮影行②

八戸から「リゾートうみねこ」で久慈まで来たが、再び折り返しの「リゾートうみねこ」で八戸に戻る事にする。
前回記事で記載するのを忘れたが久慈駅の改札を出る際、JRはホーム先端にある構内踏切を渡ってJR駅舎に向かうのだが、うっかり間違えてホーム中央にあった跨線橋を渡り三陸鉄道の改札口から出てしまった…。
(跨線橋は三鉄駅舎と繋がっているが、JR駅舎とは繋がっていない)

改札を出る際、駅事務室にいた駅員は不審そうに私を見ていたが、手にしていた「三連休乗車券」では確か三陸鉄道全線も乗車出来た筈なのでお咎め無しだった…(汗)。

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↑ 久慈駅跨線橋内の様子



三陸鉄道駅舎を出て、隣り合うJR駅舎の中に入る。
先ほど「リゾートうみねこ」車内で昼食を摂ったが、再び腹が減ったので駅待合室の中にある立ち食いそば屋で掛けそばを食べる。

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やがて八戸行「リゾートうみねこ」の改札が始まり再び車中の人となる。
「リゾートうみねこ」の走る八戸線は海沿いを走る印象が強いが、久慈から侍浜あたりまで内陸部を走り、車窓からは北海道狩勝越えを思わせる(あくまで私が見たままの感想です)ような雄大な山並みが見られる所も…。

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侍浜から八戸市内の鮫まで海沿いを走る。

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鮫や本八戸で大勢の乗客が乗り込んで来て立客が多数出る中、16:48に終点八戸に到着。
この後、17:13発の青い森鉄道で青森に向かうつもりだったが、既に発車ホームには大勢の人が乗車口に列を作っている状況だったので見送り、次の17:54発の列車で青森に向かった。

【1月10日 行程】

大宮742(はやて111)1011盛岡1020(4527M)1208八戸1222(「リゾートうみねこ」437D)1405久慈1456(「リゾートうみねこ」446D)1648八戸1754(587M)1928青森
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