2018年04月

【鉄道模型】『23night_railway』ついに開通!④

KATOが製品化している旧国鉄旧型国電の『飯田線シリーズ』。
前回記事で紹介したクモハ42と共に購入したのは荷物・郵便・普通座席の合造車であるクハユニ56。

イメージ 1

↑ KATO製『飯田線シリーズ』クハユニ56




車両形式を見ただけでも何となく「ゴチャゴチャ」していそうな車両であるのは想像できるが、実際の車両(模型)を見ると特に車両の運転室寄りの方にある荷物・郵便室の窓と業務用のドアが不自然に配置されているのが解かる。

イメージ 2

↑ クハユニ56の連結器部分を拡大する




鉄道模型の車両はトミックスやKATO、或いはマイクロエースにしても連結器の形状は『Nゲージ』標準のアーノルドカプラーが当たり前だと思っていたが、今回購入したKATO製旧型国電には『本物の電車』に標準装備されている「密着連結器」に形状が似ている連結器が装着されていた。

KATO製の各車両セットでは他社で販売されている模型車輌との混結は想定されていない事から「KATOカプラー」と称する専用の連結器が装着されているようだ。

このタイプの連結器、他のNゲージ車両が標準装備しているアーノルドカプラーに比べると「本物の鉄道車両」らしくは見えるのだが、連結をする際に突起物の横にある穴に突起物を押し込む形になるので、連結や解結を何度も繰り返している内に摩耗で穴が「カパカパ」になってしまい、小説「塩狩峠」の様に走行中に連結器が外れて下り勾配を逆走してしまわないか心配になる。




此れまで購入してきた当方所有のNゲージ模型で、まだ紹介していない車両はあるのですが、今年3月~4月にかけての遠征や各撮影の「報告紀」が溜まって来ているので今回で一旦打ち切り、機会を改めて紹介したいと思います。

《【鉄道模型】『23night_railway』まもなく開通!及び~ついに開通! 完》

【鉄道模型】『23night_railway』ついに開通!③

此れまで当ブログ記事にて現在自身が所有する「銀河」「天の川」の10系寝台・旧客セットや、両列車を牽引するマイクロエース製DF50やKATO製上越型EF58などを紹介してきた。

それらの商品購入ではネット通販の他、自宅から自転車で20分程の所にある商業施設イオン内にある鉄道模型店「ポポンテッタ」にも何度か通いネット通販サイトで売り切れていた模型車輌を購入していたのだが、店内のショーケースには此の店で購入し先日当ブログでも紹介したDF50の他に『飯田線シリーズ』と称しているKATO製旧国鉄旧型電車群が置かれてあった。

自身の小学生時代(昭和50年代)でNゲージを欲しがっていた頃は、当時の国鉄の主力車両であったブルトレや電車特急の485系や583系、機関車ならEF65やED75の購入(当時は貯金とか全く無かった為、購入出来るアテは全く無かったが…)を考えていたが、今の私としては小学生時代に憧れていた国鉄主力車両やJR世代の車両よりも自身が所有している昭和30~40年代の時刻表復刻版の影響からか同年代に活躍していた車両を中心に購入している事もあり、昭和20年代から50年代に至るまで国鉄路線で活躍していた旧型国電群も購入する事にした。

イメージ 1

↑ KATO製クモハ42 009+クモハ42 013





購入したのはクモハ42 009+クモハ42 013と次回記事で紹介するクハユニ56 011の3両。
他にもKATO製『飯田線シリーズ』の車両は数多くの車両が発売されており「ポポンテッタ」店内のショーケースにも何両かの車両が置かれていたが、車両を観察してみると先頭車前面窓が「Hゴム化」している車両もあり、比較的「原型の窓」を留めている上記車両を購入する事にした。

イメージ 2

↑ 昭和50年代の飯田線旧型国電の乗車ルポが掲載されている「鉄道ジャーナル」の別冊誌(自身所有)




私が小学生だった昭和50年代は、まだ飯田線や身延線などで旧型国電が健在だった。
当時の国鉄は「赤字体質」であった為、同時期に夜行急行や地方幹線で活躍していた旧型客車と同様に新型車両に置き換えられる資金が無かったのだが、昭和55年10月のダイヤ改正で当時の日本最長距離列車であった寝台特急「富士」の運転区間短縮化(東京~西鹿児島間から東京~宮崎間に短縮化)などの運転ダイヤの減量化を行った結果、いくらか赤字額が減少したのか両路線の旧型国電置き換えの為の資金が出来たようで、昭和56年から57年にかけて身延線は115系に、飯田線は119系に置き換えられて旧型国電は姿を消した。

【鉄道模型】『23night_railway』ついに開通!②

今年3月に発売(『再生産』との事らしいが)されたKATO製の上越型EF58。
昨年12月に発売が発表されたのと同時に、此の時期に既に購入していた「銀河」や「天の川」の車両セットが当初はネット通販で購入手続きを取ったにも関わらず「売り切れ」になったりしていた事(其の後何とか別の購入先から入手したが…)もあって発売の発表と同時に「事前予約」をしたのだが、購入手続きを取った後、模型の詳細を調べてみると「(機関車の)ナンバープレート選択制」との記述が…?!

イメージ 1

↑ KATO製 上越型EF58 (選択制ナンバープレート取付前) 





私が小学生時代の頃の鉄道模型の機関車は「ナンバープレート選択制」では無く、発売されている時点で機関車のナンバーが「固定」されていたのだが、現在では鉄道模型のユーザーが機関車に「自分の好きな車両番号」を取り付けたい…との要望が多いのか今回発売されたEF58に限らず、旧国鉄新型電機のEF65やJR世代のEF510なども「ナンバープレート選択制」で発売されているようだ。

其の「ナンバープレート選択制」のEF58、以前発売された模型の画像をネットで改めて見てみると「ナンバープレート」取り付け後の車両番号周りの「切り口」が気になってしょうがない…。
正直言って其の「切り口」が本物の車両のEF58とは異なっているし買うのを止めようかと思ったが、もうネット通販で事前予約の購入手続きを済ませてしまったし、今後も(ナンバープレート選択制の)EF65やEF510を購入する可能性(今のところは予定なし)も考えられるのでキャンセルせずに購入する事にした。
(最も購入前に画像等で確認しておけば良かったんだが…)

イメージ 2

↑ 上越用EF58 (ナンバープレート仮取り付け後)




今年3月下旬にKATO製のEF58が「ゆうパック」で送られて来て、自宅で「選択制ナンバープレート」の取り付けを早速試みてみるが、其のプレートが小さすぎる事もあって上手く取り付けられない。

上の画像では機関車のボディのプレートを取り付ける枠内よりもプレート自体が大きいのか枠内に入り切れていないので、一旦外しプレート自体をヤスリ(自宅近くのホームセンターで購入するつもりが値段が高かったので爪切りのヤスリで削ってしまった)で削ったのだが、削りすぎてプレートが小さくなってしまい枠内にはめ込んだら隙間が出来てしまった。

自分の好きな機関車の番号が選べる「ナンバープレート選択制」は、現在の多くの鉄道模型ユーザーが望んでの事なのかもしれないが、私の様に機関車の番号はどうでも良くて手先が不器用で小さいナンバープレートが模型のボディに上手く取り付けられないユーザーもいるので、かつての様に「番号固定制」の機関車も並行して販売してほしいと思う。

【鉄道模型】『23night_railway』ついに開通!①

本日2018年4月22日の15時03分、当鉄道模型『23night_railway』の処女列車が出発し新たな歴史を刻み始めました。
運転開始の処女列車の編成は以下の通りです。


  DF50-562 
  スユ16-2007
 ①スロフ62-2026
 ②マロネ40-18
 ③マロネ40-20
 ④オロネ10-2084
 ⑤オシ16-1
 ⑥スハネ30-42
 ⑦ナハネフ10-27
 ⑧スハ44-32
  マニ60-3
(マイクロエース製「銀河」「天の川」〈昭和30年代の〉「彗星」車両セットの混結編成)


イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

↑ 『23night_railway』開通処女列車  2018年4月22日撮影





当初は処女列車の出発時刻を、自身の中学時代に居た恩師の体育教師が通勤に使っていた車のナンバー(●●57 ○13-02)からとった13:02に設定していましたが、昼食時間帯に自宅リビング内に模型軌道を設置した後、不覚にも「ヒルネ」をしてしまい運転開始初日から大幅遅延してしまいました。

今後は車両の増備や、自宅の一室(4~5畳程度)にレイアウトの設置も予定しています。
まだ初心者ではありますが、当鉄道模型『23night_railway』を今後とも宜しくお願いします。

【鉄道模型】『23night_railway』まもなく開通!⑬

当ブログ記事に於いて【鉄道模型】『23night_railway』の車輌を紹介してきましたが、この度当鐡道の運転開始日が今週末の4月22日(日)に決定しました。
尚、22日の午前は自治会の総会出席などの所用があるので、午後からの運転開始を予定しています。

此れまで当鐡道が所有する「銀河」「天の川」などの各車両セットを紹介してきたが、何れも10系寝台車や旧型客車による編成なので、各列車を牽引する機関車は国鉄旧型電機(EF58など)を予定していた。

「銀河」や「天の川」などの車両セットは、発売開始からかなりの年月が経過しているものの「客車」という事もあって『発売開始直後の新製品では無い』という事にも特に問題にしていなかったが、機関車などの「動力車」については安定した走行とか長期間の稼働等を考慮して「銀河」や「天の川」のセットの様に発売から5~8年が経過している製品では無く、出来れば発売開始から最低2~3年程度の製品を購入したかった。

昨年の12月に「銀河」や「天の川」の車両セットを揃え始めた頃、牽引機関車の購入を前提にネット通販で検索すると「ツララ切り」の大型庇を装備した上越型EF58(KATO製 塗装→ブルー)が2018年3月に発売されるとの事で、事前予約する事にした。

其の一方で今年2月頃には前回記事での「彗星」セット購入の際に、自宅から自転車で30分程の所にある某鉄道模型店に何度か足を運んだのだが、店内にはEF65やDD51などの旧国鉄機関車や、またはEF510とかDF200などのJR世代の機関車などがショーケースの中に陳列してあり、其の中でもマイクロエース製のDF50(他にもKATOでも売られているらしいが)が目に入り、昭和50年代半ばで引退した同機の活躍を見たことが無かっただけに自身が所有している各列車の客車編成を牽かせてみたい…との想いから急遽購入する事にした。

イメージ 1

↑ マイクロエース製DF50




昭和30年代前半に国鉄亜幹線での「無煙化」を目的にデビューしたDF50は、引退を迎える昭和50年代では日豊線の「富士」や紀勢線の「紀伊」といったブルトレの牽引を始め主に西日本地域(紀伊半島や四国、南九州)での活躍が目立っていたが、昭和30年代から40年代にかけては北陸本線や羽越本線、また奥羽本線といった東日本地域でも活躍していた。

しかし昭和40年代に入ると電化の進展や幹線用大型DLのDD51の登場などで東日本地域から姿を消し、西日本地域に追いやられる事になるが、昭和50年代に入ると客車列車や貨物列車の減少やDF50自体の老朽化もあって数を減らし、昭和57年の四国の土讃線での貨物列車の牽引を最後に引退した。
ギャラリー
  • 2024年2月 雪の東武鉄道撮影行①
  • 2023年~2024年 年末年始"乗る鉄”記⑬
  • 2023年~2024年 年末年始"乗る鉄”記⑬
  • 2023年~2024年 年末年始"乗る鉄”記⑬
  • 2023年~2024年 年末年始"乗る鉄”記⑬
  • 2023年~2024年 年末年始"乗る鉄”記⑫
  • 2023年~2024年 年末年始"乗る鉄”記⑫
  • 2023年~2024年 年末年始"乗る鉄”記⑫
  • 2023年~2024年 年末年始"乗る鉄”記⑫
アーカイブ
  • ライブドアブログ