2018年06月

2018年 GW撮影記 ⑪

観光帰りのクルマによる道路渋滞により定刻より15分遅れでやって来たシャボテン公園発JR伊東駅行の東海バス。
バスに乗り込むとシャボテン公園からの観光客で車内は混雑しており、座席に座る事が出来なかった。

バスには乗れたが、車内から前方を見ると相変わらず道路は渋滞しておりノロノロ運転を強いられる。
此の後、JR伊東駅から16:48発の熱海行普通列車に乗る予定なのだが、果たして間に合うだろうか…?

このバス路線は今走行している渋滞中の道路からJR伊東駅に向かう途中で住宅街を経由する為、別の脇道に逸れるルートがある。
ノロノロ運転を続けた後、其の脇道に入ると道路渋滞からは解放された。

やがて伊東の中心街に入り、バスの車内で時計を見ると16時40分。
まだJR伊東駅まではかなりの距離があり、どうやら乗車予定の16:47発の普通列車には間に合わない様だ。

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↑ 乗車予定のGSE「はこね28号」の特急券




16:47発の後の17:21発の普通列車でも小田原から乗る予定の小田急GSE車使用の「はこね28号」の発車時刻には間に合うのだが、小田原で駅の外にある「松屋」で夕食を摂る予定で17:21の列車でだと小田原では30分の時間的余裕しか無く、出来れば16:47の列車に間に合ってくれれば…と思うのだが…。

バスは旅館やホテルが立ち並ぶ中心街のバス停で観光客を降ろし、やがてJR伊東駅前に到着。
バスを降りて駅に駆け込むも改札口の上に設置されている時計を見ると16:48を差しており、ホーム上でも既に人が疎らで16:47発の列車は出たばかりのようだった。
仕方なく次の17:21発の列車に乗り、熱海に向かう。

さっき乗り損ねた16:47発の列車は定刻で出て行ったのに、17:21の列車は交換列車の遅れで3分程遅れているとの放送が入った。
3分遅れで到着した伊豆急下田発熱海行の普通列車に乗る。
其の後、熱海で東海道線に乗り換え小田原で下車して駅から500Mの所にある松屋に駆け込み夕食を摂る。

夕食を摂った後、再び小田原駅に戻り18:52発の「はこね28号」に乗り込む。

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↑ GSE「はこね28号」の車内




特急券に記載された座席に着きカメラバックを頭上の網棚に上げようとするも、其の網棚の幅が狭いのに気が付いた。
GSEは車内の端の方にスーツケースなどの大型荷物用の置き場を設置しているので、網棚は「小型で十分」…という考えなのかもしれないが、カメラ等の貴重品の入った荷物を自身の座る席から離れた荷物置き場に置くのは不安…という乗客もいると思われるのでせめて通常の列車同様の網棚にしてほしかったと思う。

荷物が網棚から落ちないか…との不安を抱えつつもカメラバックを網棚に置くと、「はこね28号」は小田原駅を発車。
小田原を19時前に出て新宿に着くのが21時過ぎという事で殆ど車窓は望めないのだが、デビューしてから2ヶ月弱しか経っていない新車だからか車内はほぼ満席状態だった。

やがて1時間強の旅を終えて新宿に到着。

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↑ 新宿に到着した「はこね28号」 画像は全て2018年5月5日撮影




列車を降り「初乗車記念」という事で1枚撮影しようと小田原方先頭車の方に行くと、もう21時過ぎだというのに大勢の家族連れやグループ客などが先頭車をバックに「記念撮影」をしていた。
何とか「人の切れ間」を見つけて1枚撮影した後、小田急~JR連絡改札口を抜けて埼京~京浜東北線で帰途に就いた。

【2018年 GW撮影記 完】

2018年 GW撮影記 ⑩

昼過ぎ(JR伊東駅12時丁度発のバスで来て現地に着いたのが12時半頃)から撮影している伊豆急線川奈~富戸間の撮影地。
15時を過ぎた頃、JR伊東駅から此の撮影地に来るのに乗車して来たバスが通る(撮影地後方にある)道路が観光帰りのクルマで混雑してきた。

一応此の撮影地では16時まで撮影し、最寄りの「吉田みかん園」停留所を16:07に出るバスで伊東駅に戻り、JR伊東~東海道線を乗り継ぎ小田原から小田急GSE車使用の「はこね28号」(小田原18:52発、特急券は⑥の記事で秦野駅で購入済み)で帰る計画を組んでいたのだが、道路の混雑が続くようだとバスが定時にやって来るかどうか分からないし、下手をすると既に特急券を購入済みの小田原からのGSE「はこね28号」に乗り遅れる可能性もある。

此処のバス路線はだいたい1時間に1本の運転で、予定を切り上げ1本前のバスで帰ろうと考えたものの、此の発想が思い浮かぶ前の『道路の渋滞が始まる直前』に「ほぼ定刻」でバス停を通過して行ったのを目撃したばかりだった。
仕方なく予定通り16時台のバスに乗る事にして、撮影を続行する事にした。

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↑ 伊豆急リゾート21「金目鯛」塗装車 川奈~富戸にて 2018年5月5日撮影




昭和60年に華々しくデビューしながらも、車両の老朽化や前述の「THE ROYAL EXPRESS」への改造により現時点では2編成しか稼働していない伊豆急が誇る「リゾート21」。
現在では前々回記事に画像を掲載した「黒船電車」塗装と、この「金目鯛」塗装車がJR伊東線~伊豆急線の普通列車などで活躍している。

此の後、⑧の記事で撮影した伊豆急下田折り返しの「黒船電車」を撮って撮影地を後にする事にする。

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↑ 伊豆急下田から折り返してきた「黒船電車」




この「黒船電車」を撮影したのが15時40分頃。
機材を片付け乗車予定だった16:07発のバスが来るのを待たずに、観光帰りのクルマで渋滞している道路を伊東駅方面に向けて歩いて行く事にする。

「吉田みかん園」のバス停のポールには時刻表の他に伊東駅発着のバス路線の運行地図があり、地図を見ると此のバス停の3~4つ伊東駅寄りの停留所では他のバス路線が合流しており、其のバス停まで歩いて行けば道路渋滞で遅れが予想される16:07発のバスの前を先行する別路線のバスに乗る事が出来るのでは…と思い、3~4つ先のバス停まで歩く事にした。

20分ほど多少「急ぎ足」で歩いて16時頃に他のバス路線が合流する「吉田支所前」バス停に到着。

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↑ 東海バス「吉田支所前」バス停




バス停の時刻表を見ると「吉田みかん園」バス停時刻表には無かった15時50分台にやって来るバスの時刻が掲載されていた。
もう発車時刻は過ぎてはいるが、此のバスも遅れているのでは…と期待してバス停で待ってはみたものの、此方のバス路線は「定時」で運行していたようで「行ってしまった」後だったようだ。

一方の「吉田みかん園」から乗る予定だった16:07発のバスが此の停留所にやって来るのが16時10分頃。
しかし相変わらず道路は渋滞しており、其の時刻になってもバスはやって来なかった。
そして定刻より15分遅れの16:25になって漸くJR伊東駅行のバスがやって来た。

2018年 GW撮影記 ⑨

伊豆急線川奈~富戸間の有名撮影地。
185系「踊り子」や251系「スーパービュー踊り子」、伊豆急リゾート21の「黒船電車」など一通りの列車を撮影したので「他に撮る場所は無いか?」と周辺を探してみるも撮影地は見つからず、結局前回記事に画像を掲載した場所に戻って来たが、其の先に喫茶店があり其の駐車場から撮影出来るので前回、前々回の撮影地と同様に駐車する車の邪魔にならない場所で撮影する事にする。

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↑ 臨時特急「マリンエクスプレス踊り子」 川奈~富戸にて 2018年5月5日撮影





カメラをセットしファインダーを覗くと、またしても「見慣れない」車両がやって来たので慌ててシャッターを押す。
「成田エクスプレス」用E259系を使用している臨時特急「マリンエクスプレス踊り子」のようだ。



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↑ 185系7連の「踊り子」 <撮影データ同じ>





前回記事までの撮影場所と此処の場所とでは殆どアングルが変わらないように見えるが、此の場所では7両程度の列車なら一応「フル編成」がアングルに収まる。
(上の「マリン踊り子」では「編成切れ」のような感じになったが)

余談だが此の撮影地と前回記事で撮影した画像の左上に「ゴルフ場」があり、ゴルフをする人が撮影時に写らないかどうか心配だったが、列車の来ない時間帯は時折ゴルフ場を移動する人や車の姿を見掛けたものの、列車通過時は前回記事に画像を掲載した「伊豆クレイル」の時以外は幸いにも人や車の居ない状況で撮影する事が出来た。

2018年 GW撮影記 ⑧

伊豆急線川奈~富戸間の海バックの撮影地に向かう為にJR伊東駅で下車して駅前の東海バス乗り場に向かう。
此の日はGWだというのに真夏の様な日差しが照りつける暑い1日であったが、駅前のバスターミナルでありながらバス停には屋根が一切無くて(バス停近くにバス案内所と同居する冷房完備の待合室はあるが、バス停で待つ乗客が多数いると座れる保証は無い)炎天下の中でバスを待つ羽目になった。

やがて12時丁度発のシャボテン公園行の東海バスが入線して来たので乗り込む。
さすがに観光地に行くバス路線とあって車内は観光客で混雑していた。
バスは伊東駅前を出て山々に挟まれた僅かな平地に広がる中心街を抜けて急坂の山道に差し掛かるが、山の上に辿り着いても住宅街が広がっていた。

其の住宅街を抜けて山里が広がる風景に変わった頃、駅から30分程で撮影地最寄りの「吉田みかん園」停留所に到着。
バスを降りると、自身が小学生の頃から鉄道雑誌等で幾度か見かけた風景が目の前に広がった。

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↑ 伊豆急リゾート21「黒船電車」 川奈~富戸にて 2018年5月5日撮影




バス停のある所が近くに建っている「みかん直売所」の駐車場になっており、其の片隅の駐車車両の邪魔にならない場所にて三脚を立てカメラを構える。

此の地を通過するのもあと2~3年迄であろう…と思われる185系の「踊り子」や、先月に後継車両が発表されて今後の動向が注目される251系の「スーパービュー踊り子」、また昭和60年代に華々しくデビューしたが車両の老朽化などで数を減らしてしまった伊豆急の「リゾート21」を撮影する。

其の後、伊豆では見慣れない筈の車両が有名撮影地を通過して行った。

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↑ 651系改造の観光列車「伊豆クレイル」 <撮影データ同じ>




一瞬何で651系が?…と思ったが、暫く立ってから同系改造の観光列車「伊豆クレイル」の存在を思い出した。
そういえば伊豆急行に乗り入れる観光列車では、水戸岡鋭治氏デザインによるリゾート21改造の「THE ROYAL EXPRESS」があり、其方の方は撮影しようと同列車のサイトにて運転日等を確認したものの、残念ながら此の日の運転は無かった。

2018年 GW撮影記 ⑦

前回記事の撮影地から徒歩で秦野駅に戻り、小田急線で小田原に向かいJR東海道~伊東線を乗り継ぎ伊東に向かう。
伊東からは路線バスで伊豆急行川奈~富戸間にある海バックの撮影地に向かった。

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↑ 「スーパービュー踊り子5号」 川奈~富戸にて 2018年5月5日撮影





伊豆急線川奈~富戸間にある海バックの撮影地は、昭和時代からの有名撮影地で特急「踊り子」や伊豆急の電車のみならず、国鉄末期~JR初期の頃に運転されていた「サロンエクスプレス踊り子」などの客車列車も此の区間を通過し「風光明媚」な風景の演出に一役買っていた。

此の有名撮影地は国鉄時代から一度は訪れてみたいと思っていたものの、駅から撮影地までの道のりが遠い…といったイメージがあり「徒歩鉄」にとってはなかなか行き辛い場所でもあった。

最近では「踊り子」に使用されている185系電車の置き換えが予想されている事もあり、是非とも「一度は訪れたい」と思い此の有名撮影地へのアクセス方法をネットで検索した結果、JTB時刻表の「会社線ページ」にも掲載されている東海バス(株)の伊東駅~シャポテン公園線に乗り「吉田みかん園」停留所で下車すれば辿りつける事が判った。

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↑ 185系「踊り子109号」 <撮影データ同じ>




熱海からJR伊東線に乗り換えるも、やって来たのは伊豆急が所有する元東急のステンレス車。
最近では東武伊勢崎線(スカイツリーライン)や西武池袋線で東京メトロ経由で乗り入れて来る東急の車両に乗る機会も多いが、同じ関東の大手私鉄同士でならまだしもJR線内に於いて以前東急線内で活躍していた車両に乗るのは何となく「違和感」を感じる。

今年のGWも今日を含めてあと2日で終わりだというのに、大勢の観光客を乗せて元東急ステンレス車のJR伊東線普通列車は熱海駅を発車したが、席にあり付けなかったので運転席後方の窓から「前面展望」を眺める事にする。
JR伊東線は、地図を見る限り海岸線沿いを走っているイメージがあるが、実際に「前面展望」で車窓を眺めていると伊東駅の手前付近を除いて殆ど山間部を走っている事に気が付いた。

その伊東駅の手前で海岸線に出て、私が小学生の頃にテレビのCMで御馴染だった「サンハトヤ」が見えてくると伊東駅に到着した。
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