2019年06月

2019年GW 西日本遠征記⑮

5月3日の午後4時過ぎ、前回記事でのJRおおさか東線の「初乗車」を終えて新大阪駅で下車した後、何気にスマホで「カシオペア紀行」の検索をすると、何と先の全般検査で茶色塗装から直流機標準塗装に変わったばかりのEF64 37に急遽変更され、Twitterに数多く投稿された写真を見ると上野駅13番ホームで「カシオペア」編成の先頭に立つ同機の雄姿が掲載されていた。

前回記事にも記したが、翌4日は「カシオペア紀行」の信州での撮影を予定していたものの、ネット上での情報で3日正午時点ではEF64 1000の牽引が確実視されていた為、信州に向かうのは取り止めて南海汐見橋線やJRおおさか東線の「乗る鉄」をしていた。

「カシオペア紀行」のEF64 37の牽引が確定した今、此処新大阪から新幹線と「しなの」を乗り継げば今日中に信州へ行けるものの、翌4日朝の篠ノ井線内での撮影となるとまだ肌寒いと思われ、今回の遠征では上着などの冬服を準備していなかった事(比較的温暖な西日本中心の撮影となる為、上着は必要ないと判断したのと、当初は4日に「カシオペア紀行」の長野~上野間の日中回送があると思い中央東線内での撮影を計画していた為)もあり、結局信州へは行かずに前日5月2日の撮影で雲が多くて青空バックで撮れなかった智頭急行の「蓮華畑」(6月20日投稿の⑨の記事参照)にリベンジしに行くことにした。

イメージ 1

イメージ 2

↑ 快晴の蓮華畑を往く「スーパーはくと3号」(上)と「スーパーはくと6号」(下)
  恋山形~智頭にて 2019年5月4日撮影




JRおおさか東線の「乗る鉄」の後、新大阪から新快速に乗り姫路に向かう。
此の日は姫路駅近くのネカフェでマルヨし、翌4日は再び智頭急行線恋山形~智頭間にある蓮華畑で、青空をバックに「スーパーはくと」を撮影した。

2019年GW 西日本遠征記⑭

5月3日の正午前、JR和歌山線105系の撮影を終えて再び南海電鉄高野線との乗換駅橋本に向かう。
当初の予定では同日上野発の「カシオペア紀行」の信州運行があり、翌日長野県内での走行シーンを撮影する為、南海高野線でJR大阪環状線との接続駅である新今宮に向かい其の後は大阪、名古屋経由で信州方面に向かうつもりだった。

しかしJR和歌山線や南海高野線の車内でTwitterなどで「カシオペア紀行」の牽引機を調べてみるとEF64 1000との情報が流れており、当方としてはEF64 0代車の牽引を期待していたもののEF64 1000牽引の「カシオペア」は上越線内で幾度か撮影しているので、長野県内での「カシオペア紀行」の撮影は取り止めて関西地区のJR・私鉄路線の「乗る鉄」をする事にした。

《注、此の時点ではEF64 1000の高崎から尾久への単機回送が目撃されていたこともあって「カシオペア紀行」の牽引が確実視されていたのだが、車両トラブルなどにより急遽EF64 0代車(EF64 37)の牽引に変更された》

橋本から南海難波行きの南海高野線急行に乗る。
向かうのは大阪市内を走行する路線でありながら、2両編成の電車が1時間に2本(30分間隔)しか運行しない南海電鉄の通称汐見橋線。
(正式には南海高野線の一部区間なのだが、同線とは運転系統が分離されていて別路線のような独立した運行となっている)

難波から4つ手前の天下茶屋で関西急行や和歌山方面に向かう南海本線に乗り換え、更に一つ先の岸里玉出で汐見橋線(岸里玉出の駅では本家の南海高野線も発着するが、各駅停車しか停まらないので上記の乗り換えパターンになってしまった)に乗り換える。

イメージ 1

↑ 岸里玉手駅で発車を待つ南海汐見橋線のワンマン電車  2019年5月3日撮影




岸里玉手の駅に着く直前に汐見橋線の電車が発車して行ってしまったので次の電車まで30分近く待たされた。
漸く到着した電車に乗り込み「初乗車」となる汐見橋線の旅を楽しむ。

イメージ 2

↑ 終着駅の汐見橋に到着する




岸里玉手から汐見橋まで僅か9分の旅。
全線複線だが、30分間隔での運転なのですれ違う列車は全く無い。

終着駅の汐見橋に着いた後、一旦改札を出てJR線との接続駅である新今宮までの切符を買って折り返しの電車に乗り岸里玉手に戻る事にする。

此の後は今年3月のJRダイヤ改正で全線開通したJR西日本おおさか東線に乗る事にする。

イメージ 3

↑ 関西本線久宝寺からJRおおさか東線に乗る




新今宮からJR関西線の普通列車に乗り、おおさか東線の始発駅である久宝寺に向かう。
乗車したのは先日大阪環状線での運転を終えた201系。
大阪都市部を走る大坂環状線や桜島線からは撤退したものの、此のおおさか東線や関西線或いは奈良線での活躍が暫くの間見られそうだ。

余談ではあるが大阪周辺の駅での乗り換えの時、エスカレーターを利用する際に首都圏での右側を開けるのとは違って関西圏では左側を開けるルールだったので何度か戸惑いを受けた。

2019年GW 西日本遠征記⑬

2019年度中に新型車両227系への全面置き換えが進められているJR和歌山線の105系。
同線で活躍している105系は、以前地下鉄千代田線~常磐緩行線で活躍していた旧国鉄103系1000代車から改造された車両で、同じJR西日本の福塩線や宇部線で活躍しているオリジナルの新製105系とは側面ドアの数(新製車→3ドア、改造車→4ドア)や元103系1000代車時代の前面形状を残す先頭車が存在している等の相違点がある。

前回記事に画像を掲載した撮影場所でだと、真横から撮る形になり105系先頭車の前面形状が判らないので立ち位置を変えて先頭車の前面形状が判る場所で撮影する事にした。

イメージ 1

↑ 103系1000代車から流用した先頭車を連結した和歌山線440T 西笠田~名手にて 2019年5月3日撮影




和歌山線で活躍する105系は2両で組成されており、和歌山側先頭車のクモハ車は先頭車の前面形状が105系オリジナル新製車と同様のデザインであるが、王寺側先頭車のクハ車は↑の103系1000代車から流用した車両と、サハ車から改造された105系オリジナル新製車と同様の前面形状デザインの車両が存在する。

イメージ 2

↑ 105系新製車と同様の前面形状の改造先頭車を連結した441M 〈撮影データ同じ〉





此の撮影地では105系の他、今年3月のダイヤ改正から運転を開始した新型車両227系も撮りたかったので2時間ほど滞在していたのだが、何時迄待ってもやって来なかったので撮影を諦めて西笠田の駅に戻る事にした。

2019年GW 西日本遠征記⑫

南海難波駅から南海高野線で橋本に向かい、同駅からJR和歌山線に乗り換え撮影地最寄りの西笠田に向かう。
駅から名手側にある穴伏川の鉄橋を通過する105系を撮影する。

イメージ 1

↑ 和歌山線437T  西笠田~名手にて  2019年5月3日撮影





朝、南海難波駅を出た時には雲が広がっていたものの、JR和歌山線西笠田の駅に着いた時点で青空が広がっていた。
西笠田の駅から名手側に向けて徒歩10分位の所に目指す撮影地があった。

撮影地に着いた時点では誰も撮影者が居なかったが、105系の引退間近という事で単独もしくは複数人の「鉄」の方が此の撮影地に来たものの、撮影目的の105系1本を撮影するとすぐに退散して行った。

2019年GW 西日本遠征記⑪

智頭急行線での撮影を終えて上郡から山陽線の普通列車と新快速を乗り継いて大阪に向かう。
此の日は翌日のJR和歌山線105系の撮影で、撮影地までのアクセスで南海高野線を利用(橋本でJR和歌山線乗り換え)することを予定していた為、南海難波駅近くのネカフェで一夜を過ごす予定だった。

大阪で地下鉄御堂筋線に乗り換え難波に向かう。
かつて1990年代から2000年代にかけての南海電鉄や近鉄などの撮影や乗る鉄の際、この時代はまだ「ネットカフェ」という施設が無かったので難波駅近くの道頓堀の橋(かつて阪神タイガースが優勝した際、TVでファンが橋から川に飛び込むシーンが何度か映し出されていたが…)周辺にあるカプセルホテルでマルヨしたのを思い出す。

此の日の晩は「なんば」で女をナンパすること無くネカフェに直行し一夜を過ごす。
翌5月3日の早朝、ネカフェを出て南海難波駅に向かう。

イメージ 1

↑ 広い構内の南海難波駅





駅構内に入り切符を買って改札を通り抜けると広い構内に数多くのホームが並ぶ。
大阪市内にある関西の大手私鉄のターミナル駅は、この南海難波駅を始め近鉄上本町駅(近鉄の難波駅は地下にあるからか広くは無い)や阪急梅田駅など広い駅構内に数多くのホームを抱える駅が多い一方で、関東の大手私鉄は小田急や京王の新宿駅とか東武の浅草、池袋両駅など東京都心のターミナル駅にも拘らず発着番線が3~4線程度の狭い駅である事が多い。

イメージ 2

↑ 南海難波駅で出発を待つ関西空港行特急「ラピート」




広い駅構内の端の方にある特急「ラピート」発車ホーム。
そういえば「ラピート」もまだ乗った事が無いな…。


イメージ 3

↑ 入線してきた橋本行急行に乗る  <すべて2019年5月3日撮影>




此の後難波6:45発の南海高野線橋本行の急行に乗り、JR和歌山線105系の撮影に向かった。
ギャラリー
  • 2024年3月 引退間近の381系「やくも」を追う⑦
  • 2024年3月 引退間近の381系「やくも」を追う⑥
  • 2024年3月 引退間近の381系「やくも」を追う⑤
  • 2024年3月 引退間近の381系「やくも」を追う④
  • 2024年3月 引退間近の381系「やくも」を追う③
  • 2024年3月 引退間近の381系「やくも」を追う②
  • 2024年3月 引退間近の381系「やくも」を追う①
  • 2024年3月 引退間近の381系「やくも」を追う①
  • 2024年3月 引退間近の381系「やくも」を追う①
アーカイブ
  • ライブドアブログ