前回記事にも記しましたが、先週末の22日に来月の西武鉄道ダイヤ改正(JR各社と同じ日)で西武池袋線~秩父線から撤退する「ニューレッドアロー」こと10000系の撮影に行ってきましたので、『惜別記事』を兼ねて急遽22日の撮影の報告をさせて頂きたいと思います。
2月22日(土)の早朝、自宅最寄りの南浦和から赤羽乗り換えを経て池袋に向かう。
いつもの西武池袋線~秩父線への撮影では武蔵野線で新秋津に向かい秋津から西武池袋線に乗り換えるパターンが多いのだが、今回の撮影では同改正で池袋乗り入れが廃止される4000系快速急行(池袋~三峰口・長瀞間 土・休日運転)に乗ってみようと思い、同駅7:05発の快速急行に乗車する事にした。
↑ 西武池袋駅に入線する4000系「快速急行」を多くの鉄道ファンが出迎える 2020年2月22日撮影
JR池袋駅に到着し、駅前のマクドナルドで「朝食バリューセット」を食べた後、西武池袋駅に向かう。
同駅では各番線のホームドア設置がほぼ完了しているが、4000系快速急行が発着する⑦番線と特急列車が発着する⑧番線にはホームドアは設置されていない。
今度の改正での4000系池袋乗り入れ廃止については、乗降ドア数が少ない2ドアセミクロスシート車の乗客の乗り降りに手間取る遅延とか、或いはホームドア設置に伴いドアの位置が違う車両の乗り入れは極力排除したいとの鉄道会社の思惑があっての事なのだが、首都圏内の大手私鉄では「乗車券のみ」で乗れるクロスシート車はなかなか無いだけに、先に「浅草乗り入れ」が廃止になった東武6050系と同様に今回の西武4000系の池袋乗り入れ廃止は残念に思う。
↑ 池袋からクロスシート車の旅を楽しむ
西武池袋駅⑦番ホームで4000系快速急行の入線を待っていると発車5分前に同車両が回送列車で入線。
ドアが開くとすぐに乗り込みクロスシートの席を確保したが、7時台の発車である事や此の日は朝6時ごろまで雨が降っていたからか車内には観光客の姿はあまり無く、私と同様に「乗る鉄」の姿ばかりが目立った。
やがて定刻に池袋を発車。
数日前『閉園』に関するニュースが流れた「としまえん」への支線(豊島線)が出ている練馬を過ぎると複々線の高架を走行する。
其の後、石神井公園やひばりヶ丘に停車し何人かの乗客が乗って来たが、クロスシートに空席があったものの車内中程まで入らずに2つしかない乗降ドア付近に留まる光景が見られた。
此の西武4000系や、先に「浅草乗り入れ」を終了した東武6050系といった2ドアクロスシート車の『都心乗り入れ』が嫌われる理由については、先述の乗降ドア数の少なさに起因する「乗降手間取り」の遅延の他にクロスシートに空席があっても「相席」を嫌う乗客が座らない事によって折角の座席が「有効活用」されていない事実があるというのも理由の一つではないだろうか…?
2月22日(土)の早朝、自宅最寄りの南浦和から赤羽乗り換えを経て池袋に向かう。
いつもの西武池袋線~秩父線への撮影では武蔵野線で新秋津に向かい秋津から西武池袋線に乗り換えるパターンが多いのだが、今回の撮影では同改正で池袋乗り入れが廃止される4000系快速急行(池袋~三峰口・長瀞間 土・休日運転)に乗ってみようと思い、同駅7:05発の快速急行に乗車する事にした。
↑ 西武池袋駅に入線する4000系「快速急行」を多くの鉄道ファンが出迎える 2020年2月22日撮影
JR池袋駅に到着し、駅前のマクドナルドで「朝食バリューセット」を食べた後、西武池袋駅に向かう。
同駅では各番線のホームドア設置がほぼ完了しているが、4000系快速急行が発着する⑦番線と特急列車が発着する⑧番線にはホームドアは設置されていない。
今度の改正での4000系池袋乗り入れ廃止については、乗降ドア数が少ない2ドアセミクロスシート車の乗客の乗り降りに手間取る遅延とか、或いはホームドア設置に伴いドアの位置が違う車両の乗り入れは極力排除したいとの鉄道会社の思惑があっての事なのだが、首都圏内の大手私鉄では「乗車券のみ」で乗れるクロスシート車はなかなか無いだけに、先に「浅草乗り入れ」が廃止になった東武6050系と同様に今回の西武4000系の池袋乗り入れ廃止は残念に思う。
↑ 池袋からクロスシート車の旅を楽しむ
西武池袋駅⑦番ホームで4000系快速急行の入線を待っていると発車5分前に同車両が回送列車で入線。
ドアが開くとすぐに乗り込みクロスシートの席を確保したが、7時台の発車である事や此の日は朝6時ごろまで雨が降っていたからか車内には観光客の姿はあまり無く、私と同様に「乗る鉄」の姿ばかりが目立った。
やがて定刻に池袋を発車。
数日前『閉園』に関するニュースが流れた「としまえん」への支線(豊島線)が出ている練馬を過ぎると複々線の高架を走行する。
其の後、石神井公園やひばりヶ丘に停車し何人かの乗客が乗って来たが、クロスシートに空席があったものの車内中程まで入らずに2つしかない乗降ドア付近に留まる光景が見られた。
此の西武4000系や、先に「浅草乗り入れ」を終了した東武6050系といった2ドアクロスシート車の『都心乗り入れ』が嫌われる理由については、先述の乗降ドア数の少なさに起因する「乗降手間取り」の遅延の他にクロスシートに空席があっても「相席」を嫌う乗客が座らない事によって折角の座席が「有効活用」されていない事実があるというのも理由の一つではないだろうか…?
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