2020年08月

2020年8月 西日本・九州撮影記①

今年の夏季休暇(8月8日~16日)はJR西日本のSL「やまぐち」とJR九州のキハ66、67の撮影を目的に西日本・九州方面へ遠征に行ってきました。

一昨年前にD51 200が牽引機に加わったSL「やまぐち」。
一方で昭和54年の運行開始以来から活躍しているC57 1の方は、D51 200の導入に伴い将来的には予備機か或いは運行に関して負担の軽いSL「北びわこ」の方に廻されるとの噂もあり、今年はSL「やまぐち」の牽引担当が年間を通じてC57 1という事でGWの時に撮影を計画していたものの、コロナ感染拡大の影響により3月から運休が続いていた。

「非常事態宣言」の解除により6月下旬ごろまでにJR北海道、東日本、四国、九州のJR4社が相次いでSL列車を含めた観光列車の運転再開を発表したが、JR西日本だけは何故かSL「やまぐち」や各地の観光列車の運転再開の発表を見送っていたものの、7月の初旬になって漸くSL「やまぐち」や一部の観光列車の運転再開が発表された。

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↑ 山口線長門峡付近を走行する特急「スーパーおき」 2020年8月9日撮影




8月7日(金)の夕方、仕事を終えて帰宅し、入浴と夕食を済ませた後18:50頃に始まるNHKの全国の天気予報(此の時間帯は民放では関東の天気予報しかやらない)を見た後、19時過ぎには自宅を出て遠征に出発する。

「青春18きっぷ」を使用しての東海や西日本方面への遠征では、早朝に自宅を出て東京駅を朝5時台に出る1番列車を利用すると大勢の首都圏在住の「18きっぱー」と共に移動する羽目になり、更に熱海や豊橋或いは米原など乗換駅に着く度に其処から先に乗り継ぐ列車の座席の争奪戦を繰り返さなければならないので、ここ数年は休暇日前日の仕事を終えた後の19時~20時ごろに遠征に出発し、其の日の晩は沼津駅近くのネットカフェで仮眠をとり、翌朝同駅を出る1番電車で西に向かうケースが多くなっている。




2020年7月 三岐鉄道撮影行⑧

三岐線の終着駅西藤原での撮影。
前回記事の“三岐鉄道リバイバル塗装車”を撮影した後、西武の「赤電」リバイバル塗装車がやって来るので引き続き西藤原駅の東藤原側にある踏切で撮影を継続していたのだが、暫くすると駅構内で保存されているSLによじ登ろうとする家族連れが現れた。

よじ登る…といってもボイラーや運転台の上とかという訳では無く、先頭部の連結器上のボイラーの蓋がある所に立ち“記念撮影”をするつもりでよじ登ったようだが、間もなく「赤電」が西藤原の駅に到着する時刻が近づいていて、此の状態のままだとSLによじ登った家族連れがアングルに入ってしまうので一言注意しようかと思ったものの、到着時刻直前になってよじ登っていたSLを降りて何処かに行ってしまったので注意せずに済んだ。

其の家族連れがカメラのファインダーの中の“視界”から消えた後、数秒後に背後から「赤電」がやって来た。


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↑ 西藤原駅に到着する「赤電」  2020年7月24日撮影



西藤原駅に到着しようとする「赤電」を東藤原側にある踏切から撮影する。
本当なら↑の画像の「赤電」の横に写っているオレンジ色のミラーは車体で隠すように撮りたかったのだが、上に記載した“家族連れの一件”の動揺が残っていたのかシャッターを押すタイミングが遅れてしまった。
(前回記事の三岐鉄道リバイバル塗装車ではミラーを隠すように撮影している)

撮影を終えて駅に戻り、折り返しの「赤電」に乗る。
この4連休は三岐鉄道の他、2020年度中に姿を消すと予想される近鉄の従来特急塗装車や今年デビューした新型特急「ひのとり」の撮影なども予定していたのだが、4連休後半は東海地方を中心に天気が荒れるとの予報が出ており、交通障害などの懸念がある事から「赤電」で近鉄富田に向かった後、徒歩でJR富田駅に行き其のまま関西線~東海道線を乗り継ぎ帰途に就いた。

【2020年7月 三岐鉄道撮影行 完】

2020年7月 三岐鉄道撮影行⑦

三岐線丹生川から同線の終点である西藤原に向かう。
丹生川駅のすぐ傍には貨車などが数両展示されている貨物博物館があるが、此処西藤原の駅構内には同線で活躍したSLなどが展示されている。


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↑ 駅構内で展示されている102号SLを横目に西藤原を発車する三岐鉄道リバイバル塗装車 2020年7月24日撮影




駅の近鉄富田側の端にある踏切に向かい、駅構内を入れて同駅を発車する三岐鉄道リバイバル塗装車を撮る。
駅には通常の信号機の他、以前使っていたと思われるダミーの腕木信号機もあり、ローカルムード満点の終着駅の風情を味わうことが出来る。

2020年7月 三岐鉄道撮影行⑥

三岐鉄道三岐線丹生川~伊勢治田間にある鉄橋の撮影地。
前回記事の富田に向かう貨レを撮った後、先程撮影した「赤電」が再びやって来るのだが、前回と同じアングルで撮っても意味が無いので「縦アングル」に変えて撮る事にする。

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↑ 丹生川~伊勢治田間にある鉄橋を渡る三岐鉄道オリジナル塗装車  2020年7月24日撮影




三脚の雲台に乗っかっているカメラを「縦アン」に変えると三岐鉄道のオリジナル塗装車がやって来た。
考えてみれば此れまで「赤電」や「黄電」といった元西武鉄道のリバイバル塗装車ばかり撮っていて、三岐鉄道のオリジナル塗装車はあまり撮影していない。


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↑ 再びやって来た「赤電」を縦アングルで撮る。




「赤電」を撮影した後、撮影機材を片付けて丹生川の駅に戻る。
此の後は折角三岐鉄道全線(ナロー電車の北勢線も利用可、但し三岐・北勢両線は接続していないので近鉄かバスを利用する必要がある)が利用できるので、三岐線の終点西藤原に向かう事にした。

2020年7月 三岐鉄道撮影行⑤

近鉄富田6:16発の三岐線2番電車に充当された「赤電」に乗り、撮影地最寄りの丹生川に向かう。
40分ほどで丹生川に到着し、駅を出て蕎麦畑が広がる撮影地に向かった。

昨年の同じ時期にも此の撮影地で「赤電」などを撮影したのだが、此の時は猛暑による陽炎の影響で被写体となる列車にピントが合わず撮影が上手く行かなかったので今年もリベンジの為、再び訪れたのだった。

其の撮影地に到着し、蕎麦畑を見渡すと長引く梅雨の影響からか昨年に比べてソバの花の咲き具合が今一つ…。
それでも三脚を立てて蕎麦畑の先に見える三岐線の鉄橋に向けてカメラを構える。

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↑ 蕎麦畑を眼下に見ながら鉄橋を渡る3712レ 丹生川~伊勢治田にて 2020年7月24日撮影




前々回、前回に画像を掲載した「赤電」や三岐線旧塗装リバイバル車両を撮影した後、東藤原8:31発の3712レがやって来た。
昨年の撮影では三岐線の貨レのダイヤや当日の運行列車が全く分からず、駅から撮影時の移動の時とか撮影を終えてカメラを片付けて撤収しようとした時に限って貨レがやって来たりして全く撮影出来なかっただけに、今回漸く撮る事が出来て安堵する思いだった。

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