南関東(東京、千葉、神奈川)

2023年11月 京成電鉄"乗る鉄”記⑦

成田空港駅からスカイアクセス線の特急に乗り京成高砂駅で下車。
此処から出ている未乗路線の京成金町線に乗る。


DSC_0045 (1)
↑ 京成金町線は4両編成の電車で運転 京成金町にて 2023年11月18日撮影




京成金町線は京成高砂~京成金町を結ぶ路線であるが、途中駅は柴又の1駅しかない。
京成高砂駅は京成本線や此の駅から分岐している北総鉄道線(~スカイアクセス線)は地平ホームから発着しているのに対して金町線は高架ホームから発着している。

1面1線しかない高架ホームに上がると既に4両編成の金町線電車が発車を待っていた。
何となく此の近くを走っている東武亀戸線が2両編成なので京成金町線も2両かと思っていたが、京成では2両固定編成が無い理由なのか或いは東武亀戸線よりも利用者が多い(?)という理由で4両での運転なのだろう。

DSC_0046 (1)
↑ 終点の京成金町駅に到着




やがて電車は京成高砂を発車。
地上に降りて唯一の途中駅柴又を過ぎるともう終点の金町に到着。
一旦改札を出ると駅前ロータリーを挟んでJR金町駅が見え、E231系15両編成の常磐快速が通過していった。

此の後は地元で所用があるので今乗車してきた電車に乗り込み、京成高砂に戻り日暮里経由で帰途に就いた。

【2023年11月 京成電鉄"乗る鉄”記 完】



2023年11月 京成電鉄"乗る鉄”記⑥

前回記事の京成千葉・千原線乗りつぶしを終えて京成津田沼へ。
此の日は夕刻以降に所用があり日没の16~17時頃までに京成の"乗る鉄”を終えて帰途に就こうかと思っていたが、此の時点でまだ13時~14時頃だったので再度成田空港に行きスカイアクセス線に乗り、其の後未乗路線の京成金町線を乗り潰し今回の日帰り旅を終える事にした。

京成本線の快速(朝に乗った特急に乗りたかったが此の時間帯は来なかった)に乗り成田空港へ。
「ワンデーフリーきっぷ」を使用しているので改札を出ることなく京成本線のホームから直接スカイアクセス線のホームに向かう。

此処で空港第2ビル・成田空港両駅の京成線のホーム構造を説明する。
京成で都心から成田空港(或いは空港から都心)に向かう際、京成本線もしくはスカイアクセス線のどちらかを利用する事になるが、スカイアクセス線の方は北総鉄道を経由する事から京成本線を利用するよりも運賃が高めに設定されているものの、スカイアクセス線を利用するにしても京成の都心側の各駅や空港側の各駅とも京成本線と同じ改札口を利用する事になるので、京成本線経由の乗車券でスカイアクセス線への"不正”乗車が出来てしまう事になる。

其の為、空港第2ビルと成田空港の両駅は京成本線とスカイアクセス線の発着ホームを別々に設置し、更に改札口から京成本線発着ホームへの通路の途中には別途中間自動改札機を設置(尚、スカイアクセス線発着ホームへの通路には中間改札機は無い)し、京成本線を利用して来た乗客は其の中間改札を通る事により"京成本線を利用してきた事”を乗車券に認識させるシステムにし、京成本線経由の乗車券でスカイアクセス線への"不正”利用が出来ない様にした。

DSC_0042
↑ 成田空港駅に入線してきた「京急イエローハッピートレイン」 2023年11月18日撮影




話がそれてしまったが、スカイアクセス線発着ホームに行くとまだ乗車列車が到着していないものの、既に何人かの乗客が乗車口に列を作っていた。
やがて都心からのスカイアクセス線の特急が到着。

成田空港と都心を結ぶスカイアクセス線の列車は、午前中に乗車した「スカイライナー」と成田空港から北総鉄道の終点印旛日本医大まで各駅に停まる特急の2種類があり、後者の方は京成の他に京急や都営地下鉄の車両(殆どの列車が都営浅草線~京急線に直通している為)も使用されているが、やって来たのは黄色塗装の京急1000系「イエローハッピートレイン」。

DSC_0044
↑ 車端部の4人ボックス席を確保




スカイアクセス線の特急に使用されている京成車や都営浅草線の車両はオールロングシートであるが、京急1000系は車端部に向かい合わせのボックスシート(一部は優先席になっている)が設置されており、そのボックスシートを確保する事が出来た。

殆どの席が埋まった状態で成田空港駅を発車。
次の空港第2ビル駅では成田空港駅よりも多い乗客たちがホームに並んでいたが、乗り込んで来た乗客は立席を余儀なくされた。

此処で問題なのは成田空港駅では列車の始発駅である為、座席を確保できる確率が高いものの空港第2ビル駅は途中駅であるので席を確保できる確率が低くなる事。
第1ターミナル到着の航空会社を利用したのなら始発駅の成田空港駅を利用できるが、第2もしくは第3ターミナル到着の航空会社を利用した場合、途中駅の空港第2ビル駅を利用する事になり前述の通り座席が確保出来ない事も有り得るので、公平性を期する為にも編成の半数(京成本線やスカイアクセス線は8両編成なので半数の4両)を『空港第2ビル駅からの乗車専用』とする事も必要なのではないだろうか?





2023年11月 京成電鉄"乗る鉄”記⑤

念願の「スカイライナー」初乗車を終え今度は京成千葉線~千原線の乗りつぶしの為、再び京成上野から京成本線の電車に乗り京成津田沼に向かう。
京成千葉線は全線にわたってJR総武線とJR京葉線との間に挟まれた所を走っているが、双方のJR線が東京駅に向かうのに対して京成だけの利用では東京駅や新宿方面に行く事が出来ない事から京成本線と京成千葉線との直通列車が殆ど無く京成津田沼での乗り換えを強いられる。

京成津田沼で千葉線に乗り換える。
京成本線と千葉線との直通列車は無い(時間帯によってはあるかもしれないが)が、松戸と京成津田沼を結ぶ子会社の新京成電鉄の一部電車が京成千葉線に乗り入れている。

DSC_0041
↑ 終点のちはら台に到着  2023年11月18日撮影





京成津田沼折り返しのちはら台行電車に乗る。
途中の千葉中央までの千葉線区間は千葉市内の下町の様な所を走り、一部の駅は構内踏切が残るなど都市内を走る路線にしては何処かローカルムードが漂う。

JR千葉駅前にある京成千葉駅手前から高架線になり、千葉線から千原線に変わる千葉中央から複線の用地は確保されているものの単線になる。
JR外房線の線路をくぐり丘陵地帯を高架線や切通で突き進むと終点のちはら台に到着。
此の後は折り返しの電車に乗り京成津田沼に戻った。

2023年11月 京成電鉄"乗る鉄”記④

芝山千代田から京成成田に向かい、折り返し成田空港に向かう。
次の目的は京成「スカイライナー」の初乗車。

DSC_0039
↑ 成田空港駅で発車を待つ「スカイライナー」 2023年11月18日撮影





京成「スカイライナー」は昭和50年代の成田空港開港から運行を開始し、現在は3代目となる車両が活躍しているが、京成電鉄に乗ること自体あまり無かった事から「スカイライナー」という列車に乗るのも今回が初めてだった。

成田空港駅には9時45分頃に到着。
9:53発の10号があったが、時間的余裕が無いので次の10:16発12号に乗る事にする。

DSC_0038 (1)
↑ 乗車する「スカイライナー12号」の発車1分前に「成田エクスプレス12号」が発車




駅の窓口で「スカイライナー12号」の特急券を購入し暫くは駅構内をうろついていると、京成の改札横にあるJR改札上の電光表示器には私が乗る「スカイライナー12号」の1分前に成田空港駅を発車する「成田エクスプレス12号」の発車案内が目に付いた。

成田空港駅から「スカイライナー」が走行する京成スカイアクセス線と「成田エクスプレス」が走るJR 線はJR成田線との合流地点までの長い区間を並走する。
「スカイライナー」の最高速度は160km/h、対する「成田エクスプレス」の最高速度は130km/hなので成田空港駅からJR成田線との長い並走区間で私が乗る「スカイライナー12号」が「成田エクスプレス12号」を追い抜くかどうか気になる。

DSC_0040
↑ シンプルな「スカイライナー」の車内




10:08に折り返し12号となる23号が到着。
先程発車を見送った先発の10号もそうだったが、此の時間帯の「スカイライナー」は成田空港駅での折り返し時間が7~8分程度しか無く、その間に車内清掃もあるので乗車出来るのは発車時刻の1~3分前になってしまう。

発車時刻の3分前位で漸く車内清掃が終わり車内に入る。
指定された席に荷物を置いて発車前に用を済ませる為、便所に行って席に戻るとすぐに発車した。

発車して3分ほどで次の停車駅空港第2ビルに到着。
中々発車しないのでどうしたのか…と思っていたが、成田空港~空港第2ビル(交換可能)~成田湯川の間は単線なので交換列車の到着を待っていたようだ。

3分ほど停まったであろうか「スカイライナー12号」は空港第2ビル駅を発車。
前述した「成田エクスプレス12号」の追い抜きであるが、先程の空港第2ビル駅での馬鹿停の影響からか結局追い越しどころか追い付くことさえ出来ずにJR成田線との合流地点を通過してしまった。

其の後、成田湯川を通過しスカイアクセス線~北総線を経由し11:03に終点の京成上野に到着。
やはり1時間弱程度の乗車時間じゃ物足りなく、都営地下鉄~京急線を経由して横浜方面へと乗り入れるか、或いは京成上野から東京駅もしくは新宿方面への新線を作って乗り入れてほしいと思うのは私だけだろうか…?



2023年11月 京成電鉄"乗る鉄”記③

山万ユーカリが丘線の初乗車を終えて次に向かうのは芝山鉄道線。
芝山鉄道線は京成の東成田駅(旧、成田空港駅)から芝山千代田駅を結ぶ鉄道であるが、途中駅が一つもない異色の鉄道でもある。

DSC_0035
↑ 終点芝山千代田駅で折り返す京成電鉄の車両  2023年11月18日撮影




山万ユーカリが丘線のユーカリが丘駅から京成の同名駅に戻ると丁度芝山千代田行の電車が来たので乗り込む。
芝山鉄道線に乗るのは今回が初めてであるが、京成成田駅から現在の空港第2ビル駅~現成田空港駅間への新線が出来る前、成田空港駅を名乗っていた東成田駅との間も今回初乗車となる。

DSC_0036 (1)
↑ 芝山千代田駅の駅名版




京成成田駅から其のまま複線の線路を走る。
成田空港の敷地内と思われる丘陵地帯を突き進み5分ほど走ると、空港第2ビル駅~成田空港駅へと向かう新線の線路が別れ、やがてトンネルに入ると東成田駅に到着。
かつては成田空港への最寄り駅だった事から東京駅総武地下ホームを思わせるような2面4線の地下駅であるが、京成成田~東成田~芝山千代田間の列車しか無い現在は1面2線だけが使われている。

東成田からは単線となり其のままトンネルを進み、やがて地上に出て高架線を駆け上がると1面1線の高架駅芝山千代田に到着。
駅周辺は空港関連の倉庫や建物が並んでいるが、その隙間からは滑走路や駐機中の航空機が見える。

DSC_0037 (1)
↑ 自動券売機で購入した芝山鉄道の乗車券




芝山千代田駅に着いて僅かな折り返し時間の間、高架下の有人窓口で未払いの東成田→芝山千代田間の運賃を精算(此の駅は駅員常駐)し折り返し区間の乗車券を購入する。
折り返し時間が5分程しか無かったのでホームに上がる最中に電車が出てしまうかと思ったが、ホームに上がるとまだ電車がドアを開けて停車していたので乗り込むとすぐにドアを閉めて発車した。




ギャラリー
  • 2024年3月 引退間近の381系「やくも」を追う⑦
  • 2024年3月 引退間近の381系「やくも」を追う⑥
  • 2024年3月 引退間近の381系「やくも」を追う⑤
  • 2024年3月 引退間近の381系「やくも」を追う④
  • 2024年3月 引退間近の381系「やくも」を追う③
  • 2024年3月 引退間近の381系「やくも」を追う②
  • 2024年3月 引退間近の381系「やくも」を追う①
  • 2024年3月 引退間近の381系「やくも」を追う①
  • 2024年3月 引退間近の381系「やくも」を追う①
アーカイブ
  • ライブドアブログ